「ね、提案なんだけど、
今から学校の説明をサクくんにしてあげるじゃない?」


「あぁ。」


「うん。」


『うん?』


「そこでさ、結局3人で話してると長くなりそうだからもう
僕がまとめてその説明しちゃっていいかなぁ?」


にこっとさわやかに笑ったかなめくんが
そう言った。
私はちょっとごねるかな?(和馬が)と思ったがそんなことにはならず、
予想外にも、


「いいんじゃない?」


「俺もそうおもう。何かあったら付け足すけどな」


といった。
提案って本人はいってたけど
、、、これ絶対決定案だ。
支配者なのね、かなめくん。

ここにきてやっと理解したわ。