「じゃあこれで一通り自己紹介は終わったかな」


和馬が満足そうにいった。


「そうだね。じゃあもう1つの話にうつろっかぁ
ってかあの担任学園について
何の説明もしていかなかったよねぇ・・・」


「はぁ・・・あんのホストは何をやってんだかな。」


かなめくんと翡翠君の掛け合いに
まったくその通りだ。と心の中で同意してしまう。

というか


『説明って何か特別説明することあるの?』


と一般人からしたら当たり前の質問をすると


「「「あるよ!!たくさん!!」」」


と三人そろって返事をされてしまった。
あと説明するとしたら、学園独特のルールとかになると思うのだけど
、、、たしかに、もしそれがあったとしたらそこは何一つわからない。


『たくさん・・・ってそんなにたくさんあるの?』


はっきり言って私はルールを守るのは
あまり得意ではなかったりする。
だからちょっとまずい?と思って聞いてみると


「うんうん。というかもう守らないと
・・・退学レベルだからねぇ」

あっ、もうだめだ。
というか、かなめくんはそんなのんきに言わないでほしいかな!


『そんなに厳しいんだ・・・。』


とダメージをうけて言うと


「いや、厳しいわけじゃないんだけど
ん~なんていうかな学校自体が特殊だからさ
ルールも特殊っていうか・・・。」


「まぁあの変わり者の理事長だから
しょうがねぇとは思うけどな。」


はぁ、とため息交じりに翡翠くんがいった
変わり者かぁ。娘(夏美)も変わってたもんな