すると、少し騒がしくなったせいか、さっきまで寝ていた黒沢くんが起きた。 「瞬介、おはよう!」 「おー、おはよう。」 「ねぇ、雪降ってない?」 「あ、本当だ。雪降ってる!!」 教室にいる人たちが、そう言って窓の方に行った。