日だまりのような君



「いいんじゃない?でも黒沢も考えてくれると思うよ!」


「でも、もういいよ。」


「本当にいいの?」


「うん。」


気持ちを知ってもらえただけでも嬉しかったし。


「…わかった。そうだ、帰りにカラオケ行こ!」


「うん!」


りっちゃんのおかげで、少し気が楽になった。