キーンコーンカーンコーン

「優奈ちゃん!バイバイ!!」
「またね!」

私は親友の山川優奈ちゃんに別れを告げ、
優奈ちゃんは可愛いなぁ
とか思いながら日課をするために『秘密の場所』に向かった。

ギシ…ギシ…ギシ…
ガラガラガラ…

「ほぅ…」

あー!!
かっこいいなあ…

…そう私の日課とは『旧校舎から相原くんを眺める事』なんです!!!
『相原くん』ってゆうのは私の好きな人で、
背が高くて優しくてサッカー部の爽やかイケメンくん!!
…そしてモテる。
だけど彼女は作らない。
ホモなんじゃないかっていう噂。

そんな相原くんに見とれていた私は人が近付くことなんて気づかなかった。