「俺も‥ごめん」


「え?」


「襲っても良いって条件とか言っておいて、勝手に怒って、意味分かんねーよな‥」


弘樹は頭をかく。


「もう‥何もしないから‥」


弘樹は私の頭に手を置いた。


「え?」


弘樹の台詞に私は驚く。


「何で何もしないの‥?」


私には手を出す価値もないの‥?


存在価値ないなぁ‥


「こんなの、襲う価値もないよね‥」


私は落ち込む。


「はぁ?ちげーよ!」


弘樹が私の肩を掴む。


「今、俺明らかに気使っただろ!お前の為を思って‥何で落ち込むんだよ‥」


え、私に気を使った‥?


弘樹、動揺してるし‥


弘樹も動揺とかするんだ‥