「弘樹様!家事なら一通り出来ますので何でも言って下さい!」


ここに住む事になった私は、エプロン他家事に使う道具を買ってきた。


「何だよそのキャラ‥」


テンションの高い私を、弘樹は冷たくあしらう。

「ちょっとー‥何か命令してよ‥家事担当なんだから!」


私は弘樹に詰め寄る。


「‥別に汚くないし」


うっ‥確かに部屋は綺麗。


「せ、洗濯は‥」


「昨日やっちゃったし」


「じゃ、じゃあ‥掃除も洗濯もしなくて良いの‥」


私は落ち込む。


私、いる意味ない‥