「‥ダメ?だよね‥」 私がそう言うと、弘樹は箸を置いた。 「‥‥あのなぁ、お前は俺を殺す気か?」 「なんで?」 「なんでって‥」 弘樹は言いにくそうにしている。 「私を襲いたいなら襲っても良いです!」 私は勇気を出して言った。 家に帰るくらいなら、ここで‥ 「はっ?お前何言って‥」 弘樹は絶句している。 「え?‥違かった?‥結構頑張ったんだけど‥」 私は真っ赤になってる顔を隠す為に、下を向いた。