「‥今、何時だろ」


あれから何時間経ったんだろう


もう涙も止まった。


「やっぱり‥帰ろう」


お父さんは私を愛してる。


ちょっと行き過ぎてるかもしれないけど‥


私は、1人じゃ何も出来ない


「私は‥自由になる、資格なんてないんだよ」


私は自分に言い聞かせるように言った。


「そんなわけねーだろ」


私がそう言った途端、後ろから声がした。