「じゃあねー竜也!また明日も来るわね!」 「ありがとうございました!」 レギュラーになってから、何週間か経った。 俺は順調に売り上げを上げていた。 「さみい…なんかあったかいもんでも飲むか…」 俺が入ってからほぼ毎日来てくれている、一番の上客を外まで送って、 俺は近くの自販機で飲み物を買おうとした。 「おーう!お疲れ!」 その自販機の横の喫煙所で、同じ店の先輩がタバコを吸っていた。