「すげえ……」 美希の家はタワーマンション?の一室で、広いリビングに、そのままベッドルームも繋がっていて、凄い広さだった。 「なんでベット二つ……」 そう聞こうとして気づいた。 誰かと一緒に暮らしてるのか。 ……多分、男と。 「こっちきてー…」 美希は俺の手を引っ張りベッドまで連れてった。 「スーツ寝づらくない…?」 そう言いながら、俺のシャツを脱がせようとする。 「だ、大丈夫なのかよ」 俺は耐えきれず美希の手を掴んだ。