ガチャ 何が何だか分からないまま電話を切られた。 「なんなんだ…」 待ってろって、ここで? そう考えながら公園の入り口まで歩いた。 入り口を出たと同時に目の前にタクシーが止まった。 「あ!弘樹くーん!!」 そして美希が降りてきた。 「え?なんで来たの?ってか来んの早すぎねえ?」 突然すぎる美希の登場に俺は唖然とした。