きみの泣き声が聞こえてくるよ



小さな箱の中から



僕はきみに問いかける



どうして隠れて泣いているの?



僕が側にいるから出ておいで…と




そしたらきみは笑顔で箱から出てくるんだ



何もなかったような様な顔をして…



僕はすごく辛くなるんだ



何時も元気でいなきゃいけないと思っているきみを見ていると…



だから、僕はきみに問いかけないよ…



そのかわりにきみの小さな箱を包むように大きな箱を造るよ



きみが周りを気にせずに思う存分泣けるように



そして自分で泣き止むまで…



きみを守るように静かにそっと…