甘く、愛されて。



部屋に入るとまたまたびっくり

この前より汚くなってるし!!



部屋はいろんなもので
足の踏み場さえない状態


これは掃除が大変そう…



「お前の部屋はここ。」


真樹さんがだるそうに
私の部屋になる場所まで
案内してくれた



「俺の部屋は隣だから
用があったらここに来い」


「はい。」


「俺の部屋以外は自由に
出入りしていいし勝手に何を
使ってくれてもかまわない。

だけど俺の部屋には絶対に
勝手に入るなよ。」


「はい…」



笑顔一つなくそう言って
真樹さんは自室に戻ってしまった



私もとりあえず自分の部屋に入る



すると明らかに少し前まで
使われている雰囲気があった


前の家政婦さんがいたのかな?
とか考えたりしたけど関係ないので止めた



それからさっそくうんざりするような
下の階の掃除をすることにした