甘く、愛されて。


そう思うと余計にあの家に
帰りたくなくなった…




でもだめよ莉子!


あなたには家族を守ると言う
大事な指名があるんだから!




と心にムチを打つ






その日の学校も終わり
憂鬱な気持ちのまま帰る






ガチャとドアを開ける





「おぉ…お帰り」



「!!?服!きてください!」



「着てんじゃん」



「う・う・上!」



「あぁ?めんどくせーな。」




頭をポリポリとかきながら
やっと服を着てくるた真樹




あぁもう…本当に心臓がいくつ
あっても足りないよ…




ちょっと泣きたくなっていると


「お前ってもしかして男経験無し?」


急に真樹に聞かれた