甘く、愛されて。



太一さんはお寿司を食べて
原稿を受けとると帰ってしまった



部屋に二人きりになってしまう


あ、今からずっとそうなんだ



「この部屋一人でやったのか?」


唐突に声をかけられて
少しびっくりする



「はい」


「それは・…すごいな」


真樹が少し笑った


うっわ、かっこいい…
ボサボサの髪で隠れてはいるけど
この人すごく顔が整ってるんだよね


ファンも絶対女の子が多いよ。
これは。




「何?俺の顔に何か付いてんのか?」



「い、いえ!」


すぐにぶっきらぼうな顔に
戻っちゃったけど


ちょっと残念!

なんて思ったり