ガラス張りの部屋がいくつかあって、そのうちの1つに入った
「加藤さん、こいつ雑用に捕まえてきました。いた方がまだマシですよね?」
「…あぁ。金沢の、彼女か?」
加藤さんは驚きつつも案外簡単にOKしてくれた
「あー…そんなとこです。」
「えっ!?」
思わず声が出てしまった
すると隼人に目で『合わせろ。』って言われた
「は、はじめまして、相楽美空です。できる範囲でがんばります!」
「金沢も彼女いたんだな…。相楽さん、申し訳ないけどよろしく。」
「はい!」
加藤さんはオジサンをイメージしてたけど全然違った
たぶん20後半から30前半くらい
普通にかっこいい
隼人と爽くんとは違う大人っぽさがある
「さっそく、コーヒー淹れてくれないか?給湯室はそこ。」
さっそく隼人に頼まれ、全員分を淹れて配った

