女子高生物語〜ママとパパ?〜






隼人は本当にすぐ来た





あたしを少し睨みながら…









「なんで姉貴じゃなくて美空なんだ?」






なぜ不機嫌?


せっかく届けてあげたのに!







「瑠美さんは家で勇二くんと輝の面倒見てくれてるの!」





「チッ………んで、何で爽ーソウーが一緒にいんだよ?」





あたしの横にいる彼は爽さんと言うらしい






「入るのに困ってたから案内してあげただけだよ。」






「はぁ…電話すりゃ良かっただろ?」





「迷惑になるかと……それに、久しぶり……だっから、なんか……ね?」





なんだか恥ずかしくて電話もできなくて、会うのにも心の準備がほしかった








「…フッ、バカじゃねぇの?」






軽く笑ってバカにする隼人












「でも、さんきゅ。」