一歩を踏み出そうとしたとき 「誰かに用事?」 背後から声が聞こえた ビクッとしながらも振り返ると、まさに王子様みたいな男の人が立っていた 「驚かせちゃった?ゴメンね。それ、届けもの?」 「は、はい!あのっ、これがないと困るみたいで、でも…なんか緊張しちゃって…」 焦るあたしを見て、男の人は「おいで。」と言って中に案内してくれた 見た目どおりの優しい人だ! ってちょっと感動した