「か、海斗くん!?……わ、私になにかご用ですか?」 いきなりの展開に動揺して、私は思わず口ごもってしまった。 しかも至近距離に王子の綺麗な顔があって、なんだか落ち着かないし… そんな私の言葉には答えず、王子は無言で私の手を引き、店の裏に連れていった。 えっ?なんなの?? 王子の意図がわからない!!