数分後、今自分は川田美優の姿であることにようやく気づき、顔を隠したことを後悔した。 余計に怪しかったかなあ?? まあ、まさか学校の私と川田美優が同一人物なんて思う訳がないし、冷静にいつも通りにしてれば大丈夫か♪ ―その私の考えは甘かった。 あれの存在をすっかり忘れてたのだ。―