絶対持ってるわけないとは思ったけど一応聞いてみた。


「…あのー、橘くん絆創膏持ってたりする??」

いや、普通持ってないよねー。


「…あるよ。」

……って、え!?
あるの!?まじで!?

かなりびっくりしたけど有り難く頂戴して右手の小指に貼った。

しかもなぜかピンク色で水玉模様の絆創膏。

橘海斗と水玉の絆創膏のギャップに堪えきれなくなり、貰ったとき思わず吹き出してしまった。

し…しかも、ピ…ピンクって…ぶっ!!



橘海斗は私が吹き出したことで恥ずかしくなったのか、横を見ると柄にもなく赤面していた。