「これ…あんたの?」

私に自分の踏んでしまった消しゴムを見せて尋ねてきた。


「あ、うん。」


「ごめん。踏んじゃったから代わりに俺の消しゴム使って。
今日新しくしたばっかだから。」

そういって予想に反して拾ってくれたばかりか、私に自分のまだ新品同然の消しゴムを渡してくれた。


うーん。なんだか、ものすごく申し訳ない気持ちになってきぞ。


とりあえず橘海斗、
試してすいませんでした。