放課後Days☆




「おいしょっと」


いつまでもここに居るわけにもいかないし、母やマネージャーからのメールや着信も絶えない。


気持ちも大分落ち着いたし、そろそろ帰ろう、と思って立ち上がった。


「じゃあ私帰ります。お邪魔しました。」


『お邪魔しました』は変かなと思ったけど、俺の隠れ家とか言ってたしまあ良いことにした。


その男の人は、まだ私の存在を無いものと考えているのか、返事はない。