放課後Days☆




「悠ちゃん大好きっ!!」

と悠ちゃんの胸の中に飛び込んだ。


すると悠ちゃんは私の背中に腕をまわして抱きしめてくれた。そして…


「美優…
俺も大好きだよ…




……美優が芸能人だから」




………え…?………



さっき悪い夢だと思った言葉と
同じ言葉を悠ちゃんが発した。



恐くなった私は急いで悠ちゃんの顔を見上げる。
『嘘だよ』って言ってくれる事を信じて…


……でも……

……見上げた悠ちゃんの顔は、ひどく悪い顔をしていた……


………そして………
……最悪の一言……




「芸能人じゃない美優に価値なんてないよ」

―――


「いやぁーーーーー!!!!」