パッ、と自分の小指を見る。

…ま、、まじだ、、、。


確かにその絆創膏には、
薬局の名前が、、、。


今まで重なってて見えてなかったけど、
重なってた側が剥がれたことで
名前の部分があらわになっていた。



そーーっ、、


恐る恐る王子を見ると、
王子は実に涼しい顔で
私を見ていた。



もう言い逃れは出来ない。


「…えへっ☆」


私はもう笑うしかなかった。




ーこうして私の秘密は、
あっさり王子にばれてしまった、、、。