怖くて怖くて走っていったら、藤村さん見えたから、そこまで一気に走った。

「パーティーってどういう事ですか?人が、人が…銃で…」

もう言うのも怖かった。思い出すだけで怖くて怖くて、どうしたらいいかわからへんかった。そしたら、藤村さんが

「お嬢様、落ち着いてください。とにかくこれを。」

また薬を渡された。動揺して、手が震えてて、気が狂ったみたいになって、薬もちゃんと持てなかった。
そしたら、行きに乗ってきた車の中から男の人が出てきて、こめかみのあたりを押さえられた。
そしたら、ふって落ち着いて、そっからは覚えてない。