まことの事を考えたら、我を忘れてしまって、必死になってしまって、つい言ってしまった。そのお店のママさんは快諾してくれた。朝は高校生をして、それからまことのところに行って、夜は仕事をする事になった。
うちは、夜の仕事をするようになってから、親に、毎回友達の家に泊まるだの何だのと嘘をつくようになった。まことに嘘をつくのが一番辛かったけど、たまに疲れてる?とか聞かれても、なんでもないように懸命に振る舞った。絶対まことには知られたくなかった。