あ…来た来た。





莉「愛羅、聞いてよ!!」



圭「俺の話も聞けよ!!」



愛「……!!!どうしたの?」




莉「アタシがここから近い学校にしようって言ったら、圭斗は遠いとこ選ぶって言うの!!」



圭「仕方ないだろ?そこの方がレベル高いし、評判イイし!!」







……圭斗は医者志望だった……。





莉音はそれで看護師いしたんだっけ。






愛「……アタシには2人の言ってる事はわかるけど…アタシが決める事じゃないと思う。」



拓「そうだぜ?」



津「こればっかりはなー、お互いの将来がかかってんだし。」




莉「そんなのわかってる!!」



圭「分かってるなら、我慢しろよ!!」



莉「圭斗はあまり会えなくなるのに更に遠いとこにして…寂しくないの?……。」



圭「……いつでも会える距離だろ?寂しいとかの話じゃないだろ!!」




………。




李「2人とも落ち着きな!!」




莉「もうイイ。」



圭「何がイイんだよ」



莉「圭斗なんて何処でも好きなとこに行っちゃえ!!!」



圭「……な、……わかった、」



莉「……っ…!!!!」





愛「あ!!莉音!!!!!」




莉音は走り出してしまった。





アタシはすぐに追いかけていた。