それから少しして11月始め…





学校ではもうそれぞれの進路に向けての指導が施されていた。





アタシ、恋弥、李玖は学校もなければ、もう決まっているので空き教室に居た。






他の4人はそれぞれの道に会った指導を受けていた。











愛「何か…こんな毎日になるんだーって思ったら卒業って実感するね。」




李「そうだね…愛羅ちゃんは結局近くでネイル学ぶの?」




愛「うん、学校とかみんないないと続かないってわかってるし。そこでも資格は取れるものだから。」




恋「李玖、オマエはどうすんだ?そのまますぐ継げるのか?」




李「ぁあ。大丈夫、少しずつ勉強はしてたし…親も認めてくれてる。」



愛「そうなんだー。」



李「恋弥は?」



恋「俺ももうだいたい決まってる。社長ってのもなかなか大変なんだなって思った…けど、親父のようにはならない。」




愛「うん…アタシも母親のようにはならない。」




李「そうか☆」




愛「あ、みんな終わったみたいだね。」













次々と教室から出てくる生徒。








あれ…?








圭斗と莉音…何してるんだろ。