9月中旬の夕方…。









恋弥はいつもの様に愛羅の側に居た。




話かけながらずっと側を離れない。






恋「そろそろ俺の誕生日だな…。早く目…覚ませよ。みんな待ってる…。………愛羅。」








………恋弥の声?…。






目を開けると恋弥は俯いていた…。









愛「恋弥……どうしたの?……大丈夫?…。」





恋「…!!!!!!愛羅!!!はぁ…良かった…。今先生呼ぶからな!!」





そう言って恋弥はナースコールを鳴らした。







愛「恋弥?……みんなは?」



恋「ぁあ、オマエが目を覚ますのを待ってた。」



愛「そっか…。」




『良かったね、恋弥クン。君の生命力にはホント驚かされる。』




愛「ん?」



恋「オマエ1ヶ月半も眠ってたんだ。」



愛「まじ?…。」




『さぁ、検査するから1回出てくれ。』



恋「待ってるぞ、」