ここはどこだろ……暗い…。







みんなの姿が見えない。








不安……その文字しか浮かばない。














『愛羅、オマエは戻るんだよ。』



『みんなが心配してまってるよ?』







おじぃ…おばぁ…。





愛「みんなが待ってる?」





あ……そっか。




アタシ刺されたんだった。










まだ生きてる?










『何を考えてるんだ?』



『愛羅の大事な人たちがずっと帰りをまってるよ。』



愛「そうだね…。アタシ恋弥と約束したんだった。ずっと側にいるって。」



『そうかそうか。オマエの晴れ姿…見たかったなぁ。』



『さぁ、お行き?ばぁちゃん達はいつも愛羅を見守ってるよ。』




愛「うん…ありがとう。」








まぶしいくらいの光の道。





アタシは導かれるように進む……。