その後は準備を着々と進めていってくれた。









アタシ達は相変わらずサボって仕方なく夕方まで学校にいた。










そして前夜祭の日になった。








司会をやるのはギャル男らしきやつら。



飛牙のみんなとは違う意味でモテる、アタシには理解しがたいものだが……。









今年は天気が悪く花火は中止になったのでとっとと帰れることになっていた。




そーいや…うちのクラスの代表者は誰になったんだっけ?




そんな事を考えてるうちにこんな煩い場所でも寝てしまったアタシ…。











目を覚ますと李玖の膝で寝てしまったみたいだ…申し訳ない。




愛「李玖~?ゴメン、…あれ?恋弥は?」


李「さっき女子からしつこい感じで言い寄られてたの見たよ?」


莉「愛羅よくこんなとこで寝れたよね、体育館だしこんな煩いのに。」


圭「バンドの音でもびくともしないで爆睡だったな(笑)」


愛「あはは(苦笑)…で、いつの間に恋弥そんな事に巻き込まれてるの?」


津「さあな、俺らには関係ないみたいだったから聞いてない。」



愛「ふ~ん、」


拓「心配?」


愛「んー…あんまり☆」


莉「すごいポジティブだね(笑)」


愛「だって恋弥だし、嫌なもんは嫌って言うんじゃない?」