絆と愛…飛牙-ヒュウガ-Ⅲ

柴「愛羅ちゃん!!!!!」




愛「あ……。」





柴「あ、もしもし…愛羅ちゃんいたよ!!!」




電話をかける柴嵐……アタシはどんな顔してイイのかわからず…また走りだした。









ガシッ!!!!!!





柴「待って!!!!…ゴメン。悪い事したね…。」



愛「……柴嵐達は悪くない……。」






ほら…またアタシが悪いのに……柴嵐が謝る。





柴「みんな反省してる…。」



愛「だから……みんな悪くないって!!!!!」



柴「……。」




アタシはイラ立ちを抑えきれず叫んだ……。









愛「みんないつもそう…。アタシが悪いのに…なんでみんなが謝るの?」




柴「愛羅ちゃんは悪くない…今回は俺らが悪いんだ……。愛羅ちゃんの前であんな喧嘩して……。昴も酷いこと言って反省してる。」




愛「……アタシわかんない。アタシのワガママのせいじゃん!!」




柴「それは違う!!ワガママなんて1度も思った事ない!!」



愛「……。」



柴「もっとワガママでイイんだ…そんなに我慢しなくてイイんだ…。」








それから柴嵐はアタシに自分の妹の話をしてきた……。