絆と愛…飛牙-ヒュウガ-Ⅲ

アタシは瑠亜から離れた後何処に行く事もなくただ歩いて……歩いて……。





みんなの事分かってたつもりだった。






アタシが暴走に参加しなければ…柴嵐も昴もみんな喧嘩しなかったのに…。






調子に乗りすぎてたのかな……。







所詮女だし…。







みんなの笑顔が見たいからとか…そんなワガママ言っちゃいけなかたんだ。





恋弥がアタシのワガママ聞いてくれてるのだって知ってた。









みんなといるのが楽しくて…族だって事……ちゃんと理解してなかった。




走ってるときのみんなの顔が1番好きで…見たいと願っちゃいけなかったんだ…。