絆と愛…飛牙-ヒュウガ-Ⅲ

『これは嬉しい事でもあるが女性にとっては大変なことでもある、この機会に命の大切さや嬉しさ…その他思う事を共に感じて欲しい。女子だけでなく男子も同じだ、どんなことでもイイ、この機会にそれぞれが何かを思ってくれれば…。』






……よっぽどのバカじゃない限り担任のこの想いが届くはずだけど…。






この学校じゃ3割くらしか届かないだろうな、





変に調子こいてる奴が多すぎ…その割りに飛牙には近づかないし……何がしたいのかわかんねー。









『それと…神野も佐久間も卒業できるようにみんなも協力してやってくれ。以上だ、』







……これは先公に向けての言葉でもありそう……。










まぁ…どっちみちこれで広まるわけで…大変だな。







ここぞとばかりに攻め込んでくる奴、調子にのる奴…増えるな。













アタシ達はその後教室に戻ることなく飛牙に来た。






教室に行ったら大変なことになりそうだから少しでも時間を空けようと李玖が提案した。











飛牙についてどっと疲れたアタシを見てみんなが笑う…。







拓「明日から大変だな、」




莉「こんなもんじゃなさそう!!女子がね。」



愛「想像つく……」




津「何言われても大丈夫だ、」




圭「俺らが離れないし…」




李「そうだね、恋弥なんて1日中愛羅ちゃんと一緒にいると思うけど?」




恋「…ん?あたりめーだ、」




莉「心配症だからね、(笑)」