絆と愛…飛牙-ヒュウガ-Ⅲ

みんなが整列しアタシ達も後ろで座り込むと担任が真ん中で話始めた。












『今日みんなに大事な話がある。』







学年主任でもある担任ののっしー。






いつも優しい笑顔の絶えないヘナヘナやろー。







だけど…アタシ達が族だろうが1生徒として人として対等に見てくれるイイ奴、1年の時にそれは分かってた。








手のかかる子ほど可愛いらしい…生徒指導部の奴もそんな事を言っていた。








そんな担任が今まで見たことのない真面目な顔をしている…




空気が変わった瞬間だ、






生徒もみんな感じてるのか凄く静かになる…。










『俺のクラスの佐久間と神野の間に新しい命が誕生した。』






『えーーーーーーッ!!!!!!!!!』







この一言で一斉にざわつくし、アタシ達は視線を浴びる。






それ故に…飛牙のみんなの顔が険しくなっている……。









『静かにしろー!!!!!!!!!!!』





生徒指導部の先公が一括した。








みんながピタっと黙り再び話始める担任…。