絆と愛…飛牙-ヒュウガ-Ⅲ

アタシ達は後ろでいつものように話をしながらみんなを見ていた。














拓「いつもいつもこんなに長くよく話すことあるよな、」




津「どっかにカンペあんじゃね?」




圭「校長も結構な年だしな(笑)」




愛「つーか…学年集会ってアタシの話だろうね。」



莉「そうだと思う。不安?」



愛「いや、不安じゃないけど…」



李「けど…?」



愛「何て話すんだろうって。」



恋「出来たから労われとかじゃねーの?」



拓「ぶっははは(笑)」



圭「もう少しマシな言い方じゃない?(笑)」




李「労われって…(笑)」






『あはははは(笑)』











そんな話をしていると生徒達が動き始めていた。









津「ま、なんにせよ何か言ってきたらぶっ飛ばすからよ!!」





拓「心配すんな!!」







愛「…オマエら2人の言葉は心配になる…(苦笑)」



莉「アタシも同感。」






そんな事を聞かずに拓真と津那は進んで行った。









アタシ達もやれやれと後を追う…。