「央璃。 帰るよ」 いつも通り響がクラスまで迎えに来る。 「わかった。」 内心、無理って突き放したいけど 今の私にはそんなことはできない。 しちゃいけないから。 また、慶太とは同じクラスで 響だけが3つ離れたクラスだった。