「雪だーーー」


わたしは空を見上げた。


「スノボやりた~い」


「唯ちゃんスノボ出来るの!?」


「まぁね」


「カッコいい!流石わたしの彼氏だね!」


「彼氏じゃねぇし」


唯の顔は引きつっていた。


「ねぇねぇ、昔裏山でそり滑りしてお父さん共々崖から落ちそうになったことない?」


「ねぇよ。ていうかずっと思ってたんだけど、紗美さんどんなとこに住んでんだよ。サバイバル過ぎるだろ」


わたしはそれには答えず、「雪キレイだね~」と言った。


永遠の謎である。