「キャ~、たまちゃ~ん!」


テレビを見ていたわたしは歓声を上げた。


「え、どこどこ?」


わたしの声を聞きつけた唯がやって来た。


「たまちゃんって可愛いよね~」


「確かに!」


唯と趣味が合うのは珍しいことだった。


「あ、たまちゃ~ん!」


「えっ、たまちゃんって多摩川にいるたまちゃんじゃないの!?」


「何言ってんの、唯ちゃん。今たまちゃんと言ったらキ〇マイのたまちゃんでしょ」←イケメソですねを見てからファンに。


「そうかー」←無類の動物好き


「ていうかその人21歳でしょ。紗美さんいい加減年考えなよ」


サディスティックですね。