甘々夢時間

私は赤面したまま固まってしまった。

「ゆうひ~遅くなってごめん」

「あ、たかなしくんっ!」

「?顔まっかだよ?なんかあったの?」

「あ、う・・うん!あはは~」

そう言ってごまかした。

「さ、かえろう?おなか減っちゃった~」

まだ疑ってる高梨くんの手に高梨くんの鞄を握らせ腕を引っ張った。

「ゆうひまって」

ピタっと高梨くんが止まったから私も止まって振り返った。ら

高梨くんのどあっぷ、唇に温かい感触。

「へ・・・?」

「由妃。好き」