甘々夢時間

「茨くんっどこいくの?」

「駅前のドーナツ屋!」

茨くんが振り返ってにっこり笑ってそう言った。

私は笑顔になって

「本当?やったぁ」

と返した。

「あそこおいしいよねっ」

「由妃、おかし好きそうだもんな」

茨くんは私の手を離して横に並んでそう言った。

「スキだよぉっー」

エヘヘって笑ったら茨くんの顔が赤くなった。

「ほぇ?茨くん?」

顔をのぞきこむと目を手で隠された。

とっさに離れたら

「ごめん。スキとか言うから...」

そう言われた。

あれはお菓子がすきってことだったんだけどいいかぁ...