甘々夢時間

私は彼女が置いてく化粧品やらなんやらをクローゼットにしまわなきゃいけないの。

本命彼女さん。
舞子さんっていうんだけどね、その人がすっごい嫉妬深いっていうかで・・・。
私はお兄ちゃんの浮気相手のお荷物置き場。

別にいいんだけどね。
お兄ちゃん、優しいからお礼いっぱいくれるしいね。

私はクローゼットに物をつめてベットに座ろうとした。

でも、お兄ちゃんも座ってた。

「まだ話あるの?」

「いや~由妃また可愛くなったな」

「え!?かわいくないよぉ!」

「俺の妹なんだから可愛くて当たり前」

「ナルシィ…シスコンめぇ~」

お兄ちゃんはナルシストでもあり、かなりのシスコン。

「由妃が可愛いすぎるんだよ~」

そう言って抱きついてくる。