甘々夢時間

**由妃**

夜──

パタパタ

と足音がして扉がノックされた。

「ゆうひ~?」

「なぁに?」

ガチャ

とドアが開いてひょこっと顔をだしたのは兄。

妹がいうのもあれだけど、兄はイケメンなのです!
優しいし、かっこいいしステキなお兄ちゃんだと思うの。

でも・・・

「由妃、あのさ~」

「はぁ・・・また?」

「ごめんな?お礼はちゃんとするから」

「はいはい」

でもね、ちょっと…かなりの浮気性。