甘々夢時間

「コウ」

「ん?どうした?」

寝ていたはずのあいつが俺の名前を呼んだ

「寝れないの・・・」

「また・・・?」

「ごめんね?お願いしてもいいかなぁ・・・?」

クリクリとしたでかい瞳に見つめられて断るなんてできやしない。

「大丈夫だよ?ほら」

俺もめがねをはずしてベットにはいった。

彼女の名前は花井優花。
栗色のフワフワの髪の毛にクリクリとしたでかい瞳。
唇は小さくてプルプルしている。

細い体を抱き寄せる。
いい匂いがして眠気がする。

「スゥ・・・」

しばらくして心地よい寝息が聞こえた。

ゆうかは最近バイトとか勉強とかがあって全然眠れていないらしい。
ゆうかは高3だから大学へ行くお金とかを貯めなきゃいけない。

一緒にいる時だけでも安らぎをあげたい。

おでこにキスをして俺も眠りについた。