甘々夢時間

静かな教室と廊下にそう響いた。

え・・・待って?
今キスされた?

ていうか告白・・・された・・・?

「た、高梨くん?」

「茨」

耳もとでボソっと呟かれた。
あとに耳に口が微かに触れた。

「ひゃぁ・・///」

「あぁ。なんでそんな可愛いの?」

そう言われてギュっと抱きしめられた。
私はすぐ高梨くんの肩をおした。

「高梨くん?どうしたの?」

「茨っていってんジャン。」

そう言って再び私を抱き寄せた。

「い、茨くん・・・!」

「由妃は俺のこと好きじゃない?」

子犬みたいな瞳でみつめられて視線をそらせない。