「あ、いいですよ。」

と答えて結乃を抱き上げた。


「ありがとう蒼空君。
結乃の部屋は二階よ。
ドアのところに結乃て名前が、
はいったプレートが貼ってあるから。
まぁ、行ったらすぐに分かるから。」


と言いながら結子さんはキッチンの方に、


姿を消した。


「はい。分かりました。」



と言って俺は結乃を抱いて、




リビングを後にした。