「はぁ!何ふざけたこと言ってんだよ!!」


と俺が叫ぶと母さんは、



急に真剣な顔つきで



「ふざけてないわ。
貴方を俳優デビューさせたいの。
だから、貴方の女嫌いを直そうと思って。」


俺の母さん。


大原 葵は芸能界で1、2を争う程の人気女優。


俺の父さん。

大原 悠太。

こちらも、芸能界で1、2を争う程の人気俳優。



しかも、父さんは母さんにめちゃくちゃ溺愛してる。



母さんは俺を芸能界に入れて、



家族共演がしたいらしい。



まぁ、俺的どうでもいいけどなぁ。




「だけど、女子高に入れることないだろ!!」

と俺が反論すると母さんは、



今度は可愛らしく微笑みながら。



「だってそっちの方が面白いじゃない!」


やっぱふざけてんじゃねぇか!!!!!!!!!