シャワー室のドアを、




私は思いきって開いた。



そこには、



裸で腰にタオルを巻いて少し髪が濡れた。




……美男子が居た。

その男子もビックリして固まっている様子。


その男子の顔をよく見ると、



切れ長の瞳に、薄い唇に形のいい眉、茶髪の髪にシャープな顔立ち。


カ、カッコいい。



私はその男子がカッコよすぎて、


見とれてまってしまった。



てっ!!何見とれてのよ私!!!!!!


「な、な、な、何で!男が居んのよ!!大原さんがいたようなぁ?そ、その前にここ女子校よねぇ?」


と私はようやく叫んだ。


すると、その男子が不機嫌そうに顔を歪め、



「うるせぇ。ちょっと黙れ。」




と言って、私の腕を強引に引っ張って私をシャワー室の中に引きずり込んだ。


何て力なのォ!!




私「やめてッ、離しなさいよォ!!」と喚きながら



自分のの腕を掴んでいる手から逃れようともがいていたら、




不意に唇に何か、



生暖かいものがあたった。